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ボストン・ニューヨークで食事 [食]

ボストン、ニューヨークを旅行してみて一番驚いたのが食のレベルの高さ。
ボストンの海産物は有名だし、ニューヨークに住んだことある人何人かからは美味しいと聞いていたのである程度期待はしてたのですが、実際に食べてみるとそれを上回る美味しさ。

海原雄山とまではいかなくても日本人、なんとなくアメリカの食を低く見てませんか??
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食に関しては何かと悪名高いイギリスも、ロンドンはかなり美味しいレストランがたくさんありますが、ニューヨークは質もバラエティも凌駕してるという印象。少し旅行しただけでも圧倒されました。夜に一人で入って食べられそうなお店も多く羨ましい限り。

東京も世界的に見て質・量ともにかなりの水準だと思いますが、一番の強みは1,000円程度以下で食べられる場所の質と数でしょう。高級店は2万円を超えるような店も多く、すごく美味しい物を食べるにはかなりの出費を覚悟しなければいけません。

ロンドンは、行き当たりばったりで入ったり、旅行者がせっかくイギリスに来たんだからとイギリス料理ばかり選択するとエライ目に合うリスクが高いですが、どこの料理かにこだわらず慎重に探せば日本円換算で1万円以下で相当美味しいものが食べられます。

アメリカもイギリスも土着の食文化は大したことなくても、ニューヨークもロンドンも世界のお金持ちを惹きつける国際都市であるために、腕のよいシェフもまた世界中から集まるのは当然のこと。東京がこれから世界の中で相対的に貧しくなっていったらレストランの質も落ちてくると思います。美味しい物を食べるためにも都市の魅力を高めないといけませんね。

今回の旅行で食べたもので特に印象に残っているのは

寿司
ニューヨークで寿司?という気もしますが、ニューヨーク在住の知り合いの方に連れていっていただいたニューヨーク発の創作寿司で、単なるカリフォルニアロールとは全く異なるヒネリの効いたものでメチャ美味しかったです。
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ステーキ
ニューヨークってステーキが有名らしく名高いお店もいくつかある中で、これまたニューヨーク在住の友人に連れて行ってもらったところ。日本の霜降りステーキも好きですが、アメリカンスタイルの外はカリカリ、中は柔らかい赤味の味も格別です。12オンス(340グラム)をペロリと平らげてしまいました。
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チョッピーノ
ボストンで食べた海産物シチュー、チョッピーノも忘れられません。良い素材をスパイシーなスープで煮こんであって、中に入ってる固めに炊いたサフランライスもよくマッチしてました。
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ビーフシチューを作ろう [食]

平日夜遅く帰っても楽に食事ができるように、週末にカレーとホワイトシチューをそれぞれ一週おきに作ってます。3食分作って2週間のうちに全部食べるのですが、こうするとどうしてもカレーかホワイトシチューのどちらかは1週間に2度食べることになってちょっと飽きてしまいます。というかそもそもこの体制を整えてから1年経つので、カレーもホワイトシチューも70回ぐらい食べた計算になり、さすがにマンネリ感が出てきました。

イチローは毎朝カレー食べてるって話でしたが、実は何年か前から止めてたという記事も読んだし。って関係ないか。

そんなわけで第三の作りおき用メニューを開拓したいとずっと思ってましたが、どうもコレは!というのが無いんですよね。

順当に行けばビーフシチューが自然ですが、来て間もないころ買ったこっちの牛肉が美味しくなかったこともあって敬遠してたんです。ところが、先週鶏肉よりも安い牛肉に惹かれて思わずカレー用に買ってしまった(いつもは鶏or豚)牛肉が意外と悪くなかったので、今週はビーフシチューを作ってみることにしました。

一度作って不味かったら二度とローテ入りすることがなさそうなので初回が肝心、と少し遠くの大きめのスーパーへ。調べておいた食材の中でそれぞれ問答無用で一番高いヤツを選んでかごに入れて行き、最後にドミグラスソースを買えばOKという状態にしたものの肝心のドミグラスソースが見当たりません。ネットで調べた時にハインツのがあったからこれが手に入らないとは想定外で、取り敢えず店員に聞いてみました。

「ドミグラスソースありますか?」
「へ?何ソレ?」

こいつ、ドミグラスソース知らんのか?
諦めずもっと詳しい店員を呼んできてもらって再チャレンジしても同じ。

あれ~?これ僕の英語の問題?

ドミグラスじゃなくてデミグラス?
もしかしてドゥミグラス?

はたまたアクセントの位置?

間抜けなことに考えられる全パターンを試してもそれは聞いたことが無いと言います。

マジかよホントかよ。イギリス、ドミグラスソース無いのかよ。
こいつは困った。

んでもここで方向転換したくもなく、切り口を変えて聞いてみることにしました。
「ビーフシチューを作りたいと思ってて、牛肉、じゃがいも、にんじん、セロリ、タマネギを買った。他に何を買えばいいんだ?」

すると持ってきてくれたのは、OXOのビーフキューブ。これを入れたらできると言います。
ちなみにこれ、「まるばつまる」じゃなくてオクソ。ロンドン中心部のテムズ川南側にでっかいオクソタワーがそびえ立ってるのでこっちじゃ有名っぽい。

もともとチキンコンソメのキューブは入れるつもりだったんで、似たようなのをもう一つ入れてドミグラスソースの代わりになるかかなり疑問でしたが、他に代替案も無いので、これとトマト缶でごまかすことにしました。

で、帰ってから調理。こっちで自炊初めてから分かりましたが、カレーやシチューは野菜切るのが全行程の8割なのでスキル不要で楽っちゃ楽です。

「彼女に作ってもらいたい料理」調査でカレーと答える輩は自分で作らない奴に違いない。それかカレー粉調合するところから期待してんの?

ともあれ、鍋に全部材料全部突っ込んで、1時間半ぐらい煮込んだら水分がほとんど無くなっちゃいましたw
でもまぁ見た目ソレっぽいのができましたのでまずは良し。

果たしてお味は・・・

うーむ。可もなく不可もなく。不味くはないけど想定してたビーフシチューの味とはちょっと違うんだよなぁ。
今後に期待で一応様子見としてローテ入りさせておくか。

あ、あとレシピ通りに入れた赤ワインで酔っ払ったので次からは入れないでおきます。

何か他の作りおき用メニューがあれば是非お教え請いたい。
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揚げたてを食べたかった [食]

天気予報によると今日は天気の良い休日になりそうだったので、遠出をする計画を立てていました。ところが、昨晩夜更かしをしたため朝早く起きることが危ぶまれ、起きてみると昼2時過ぎという有様。またやっちまったなぁと自己嫌悪にかられつつ行ったことのないフィッシュ&チップスの店をさがすと、いくつかの候補がみな昼は2時半までの営業となっており、間に合いそうもありません。

ヒドイ休日だよ。

なんとか良さそうなのをひとつ見つけたので空いたお腹を抱えてホルボーンまで向かいました。

ホルボーンは法曹界の街なだけあって落ち着いた雰囲気ですが、その中で異色とも言えるケバケバしい店構えのチッピー(フィッシュ&チップス屋)は中も非常に庶民的な作りでした。

注文するとすぐに出てきます。これまでの経験から「早い」は利点ではなく、作りおきしているので衣がカラっとしていない証拠なのでややガッカリ。案の定フニャフニャしています。ただ味付けは非常にうまく、これまで食べた中でもトップクラスでした。濃いめの味がビネガーに良くマッチしています。

どうせなら揚げたてを食べたかったよ。

店名:Fryer’s Delight
最寄駅:Holborn

味:★★★
揚がり:★☆☆
付属物:★★☆

ところで僕の前で食べてた若い女性はなんとタンクトップでした。今日昼の予想気温1度なのに…
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カレーの隠し味 [食]

今日は一週置きの「カレーの日」。日本食材店で買いだめしてるカレールーの素を使ってカレーを作ります。

前回作った時に隠し味を入れてみることを思いたち、ソースにケチャップ、醤油、固形スープの素、と乏しいながら我が家にあるありったけの隠し味になりそうなものを詰め込んでみました。結果、なんか複雑な味になったような気がしたものの、また作ろうとは思わないなぁというようなカレーができあがり、イマイチ。

今日はネットで調べてから挑むことにしました。
カレーは日本の国民食ともいえる料理なのでみなさんいろんな隠し味をお持ちのようで。百家争鳴の盛況を呈し、どれがベストなのか分かりません。僕が前回作った時に入れたものもあながち間違ってはいないみたいなので、所詮は趣味の問題なのかと思っていると、NHKの『ためしてガッテン』の公式サイトおよび個人の番組レポートにたどり着きました。

これがなかなか感心させられるもので、番組内での実験によると、隠し味を入れるよりもルーのケースに書いてある通り作った方が美味しくできるようです。

ルーは研究の結果出来上がったレシピになっており、隠し味を入れるとそのバランスが崩れて、かえって味が隠れなくなってしまうのだとか。
あと、箱に書いてある通り、ルーは一旦火を消してから入れるとなめらかになって美味しいらしいです。

火を消してからルーを入れるというのは、確かに箱に書いてあったけど、熱いのが飛び散って危ないからだと勘違いをしていて、これまでずっと火にかけたまま入れてました。

今日はそれらに気をつけながら作り、焦らずに弱火でじっくり煮込むと、今までで一番美味しいカレーが出来ました。同じ具材で同じルーなのに違いが分かるほど。

こんなちょっとのことで進化するんですねぇ。

( ・∀・)つ〃∩ ガッテン! ガッテン! ガッテン!
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ドリアに成功 [食]

調子に乗ってまた自炊ネタ。

今度は東京でもロンドンでも上手くいかなかったドリア。
子供の頃から好きなのでレパートリーに加えたく、何度か挑戦しています。

それにしてもドリアってこんなにバターを使うとは。カロリーが不足気味な僕にはちょうど良いですが、年頃の娘さんなら気になるんじゃないか?

クリームシチューは相変わらず2週間に一度3食分作っていて、その際ホワイトソースを多めに作っておけば冷凍しておけることに気づきました。これなら平日夜遅く帰っても少ない手間でドリアが食べられます。

ホワイトソースはしょっちゅう作ってるので流石に慣れてきて、以前のようにダマになることもありません。
ロンドンに住んで英語よりもホワイトソースを作るスキルが先に上達するとは。

そんなスキル向上後のホワイトソースを使うと、冷凍保存してあったものでもかなり良い具合になり、初めて真っ当なドリアができました。
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平日の晩にちゃんとしたものをお腹いっぱい食べられるとうれしい。
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新レパートリー [食]

よく買う食材が活用でき、かつ料理技術が高くなくても出来そうなレシピを探し、ジャーマンポテトに行き着きました。

ジャガイモを茹でるのに時間がかかるので休日じゃなきゃできそうにないですが、今まで作った料理で一番の味。

ただこれだけってのはちょっと寂しく、メインで魚でもないとちょっとツライかも。というか、この料理はそもそもビールのおつまみなのでしょうか?
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予想外の旨さ [食]

日曜日に久々にパブ以外のレストランにフィッシュ&チップスを食べに行きました。
多くの店が閉まってる日曜日に開いているレストラン。しかもこのクリスマス時期に。それだけで僕の好感度はぐっと上がります。
向かった先はWaterloo駅近くのLivebait。クリスマス時期で多くの店が閉まってることを考慮してもうら寂しい雰囲気で暗いハイストリート。わざわざこの店に食べに来ようと思わないとここには来ないよなぁ。

お店は場所に似つかわしくなく洒落た内装でお値段もそれなり。各種シーフードが食べられるようですが、迷わずフィッシュ&チップスを注文。
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これは旨い!
サクサク揚がってるし、魚もチップスの味も良い。チップスは適当にあしらわれてるお店が多いのでこれがおいしいと得した気持ちになります。オリジナルっぽいタルタルソースも酸味が強くて魚によく合ってます(大半は酢をかけて食べましたが)。ザガットサーベイのフィッシュ&チップス部門でこの店の点数が高くはなく、あまり期待していませんでしたが、これは美味しかった。

このお店はロンドン市内にもう一店舗あってもう一つの方が便利な場所なので、次はそっちも試してみたい。

店名:Livebait
最寄り駅:Southwark
味:★★★
揚がり:★★★
付属物:★★★
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トンカツに挑戦 [食]

ゆっくりできる日には新しい料理にチャレンジしよう。
今日はトンカツを作ることにしました。

スーパーで材料を買い揃えるもパン粉が売られていません。パン粉って日本の文化なんでしょうか。パンなのに。

パンで作れると聞いたことがあったのでとりあえずパンを買ってどうやって粉にするか家で調べることにしました。

ふむふむ。

フードプロセッサで粉に引く。
…フードプロセッサ無いんですが。

フードプロセッサが無い場合は、と。
おろし金でする。
…おろし金無いんですが。

うちの装備ではパン粉ができないことが判明w
ピンチ。

材料をどうして良いのやら分からないので、このままトンカツにしてしまおうと、パンを手でばらすことに。パン粉ではない、かと言ってもはやパンでもない、不気味な小片がたくさんできました。

で、小麦粉と混ぜて、溶き卵にくぐらせた豚肉をつけると、やっぱり粉がでか過ぎ。油に入れるとポロポロこぼれ、ほぼむき出しの肉の塊がどんどん油を吸っていきました。

一応火が通ったところで引き上げ、あとは「揚げパン」をすくって肉に振りかけ、なにやら良く分からない食べ物が完成しました。

ベチョベチョしてるし大失敗だなぁ、これは。
調子に乗って一緒に作った味噌汁もボケた味しかしないし。

料理が失敗するわ油の後始末が大変だわみなぽんが結婚するわで散々な目に合いました。

明日、連休最終日はもっといい日になってほしい。
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ロンドンチャーハン [食]

日本にいる時から唯一まともに作れた料理、チャーハンを試してみることにしました。
ネギは日本のに比較的近いものをスーパーで見つけたものの、チャーシューは手に入らないので代わりにハム、ラードも無いのでサラダ油、栄養が足りてないのでレタスを足す、とこれまで作ってきたチャーハンとは別物になりそうな予感。

料理道具に乏しい我が家にあって唯一強力なアイテム、鉄の打ち出し中華鍋はロンドン初お目見え。怪しく黒光りするその鍋肌は、ついこないだまでフライ返しとお玉が無くて大さじで代用していた人間の道具とは思えぬほどの存在感!って、そういやこの中華鍋に合わせて買った鉄製のお玉はあったんだと今更気づく。まぁ油差して手入れするの面倒なんで樹脂製のお玉も買って正解でしたが。

中華鍋の曲面がコンロには合わず、ずっと取っ手を持っておかないと倒れちゃいます。ロンドンで中華鍋用の五徳が手に入るだろうか。

いろいろ不安を抱えながらスタート。チャーハンは温度にさえ注意すれば手順そのものはラクチンです。煙が上がるまで鍋を熱し、油で池を作り、煙がもうもうと立ち込めてきたら卵投入、固まる前にご飯を入れて撹拌。具を入れて塩、コショウ、醤油、と、レシピを見ないで作れる料理なので無駄な時間をかけずに手早く出来ました。

見た目は以前作ってたのとあまり変わらず、こりゃイケるかも!?

が、食べてみるとどうもパンチに欠けるような。
チャーシュー → ハム、も、ラード → サラダ油 もどちらも味を弱める方に働くからでしょうか。日本ではたまに化学調味料を入れたりもしてましたがそれもなく、どうも味がボヤけてる気が。次回は塩味の聞いたベーコンで作ってみるかな。

初めて入れてみたレタスは悪くないので、どうせならこのままシンプルチャーハンから栄養チャーハンへの道を進めてみようかと思います。
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グリル [食]

家に備え付けのオーブンが使えることが分かり(そりゃそーだ)、先々週はサバ、先週はサケを焼いてみました。この2種類の魚は日本に負けないぐらい美味しい。

オーブン料理ができるのならもっといろんなものを焼いてみようと思い立ち、タラと野菜で夕食を作ってみることにしました。一ヶ月以上続けた毎週のフィッシュ&チップス屋巡りを今週はスキップしたので家でタラを食べるということです。

タラの他にはジャガイモ、タマネギ、ピーマン、アスパラガス、ニンニク。大抵パスタの材料と重なってるのでうまくできればこれまで捨てていた食材も無駄にならなくてすみそう。

オーブンはあらかじめ温めておくらしいので、5分間温めた後アルミホイルを敷きました。タラのパッケージの説明にはオリーブオイルを塗るとありましたが、アルミにバターを塗ることを思いつき、たっぷり塗りたくってまたオーブンに入れると、直後バターとアルミが炎上しました。おっかねー。

オーブンが熱すぎて、アルミの火が消えてからフォークで取り出すのも一苦労で、序盤から思わぬトラブル発生でした。

バターは食材に直接塗ることにしよう。あと、食材入れるときは一旦スイッチ切るものなか。基本知識が無いので、不要な困難に見舞われる。

食材を乗せたアルミを投入し、8分後開けてみると良い具合に焼き上がってました。
薄いバターと塩胡椒だけの味付けで素っ気ないものでしたが醤油を掛けたらそこそこにはなり、これは強力なレパートリーが増えたぞと嬉しくなりました。

パンでなくご飯を主食に持ってきたのも良かった。オーブンで焼いたものはどれもこちらで簡単に手に入る食材ですが、このバラエティを御せるのは米しかあるまい。

それにしてもオーブン料理は簡単な割にちゃんとしたものが食べられるので、今後も開拓していこう。ブルーオーシャンが見えたなぁ。
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