サインフェルド・ライブ [エンタテインメント]
アメリカ芸能界の頂点を極めたジェリー・サインフェルド。彼がロンドンで一夜限りのライブを行うというので、チケットが販売された半年前にソッコーでゲットして今日を心待ちにしてました。
収容人数2万人以上多目的アリーナ、O2で開催される上に一番安いチケットが100ポンドと、ミュージカルなら4回ぐらい行ける強気の価格設定。ミュージカルと違って出演は一人だし、舞台装置もゼロなんだけどなぁ。さすがコメディの神は違う。
サインフェルドは日本での知名度はイマイチですが、90年代のアメリカを代表するコメディで視聴率やギャラも日本でも人気の『フレンズ』を上回ってました。
準備として昔買ったDVDで、サインフェルドのスタンダップコメディの部分だけを何度も繰り返し見て、時に「ニューヨーク的過ぎる」とも言われるジョークの感覚と何よりも英語に慣れておきました。
いざO2アリーナに行くと周りの人がコメディ好きの陽気な感じな人ばかりに思えるのは錯覚か?10年以上前のTV番組の人だからか、10代の若者はほとんど来てませんが、20代以上の人は各年代の構成、男女比ともあまり偏りはありません。ただ、これだけの大人数が集まるロンドンのイベントで日本人らしき人を一人も見なかったのは初めてかも。
舞台はマイクと水が置いてあるだけで至ってシンプル。
臨場感が求められるタイプのショーでもないので、客はみんなジェリー・サインフェルド本人を見ることを主目的に高いお金を払っているのでしょう。
開演するとまず前座みたいな位置づけなのか、サインフェルドではなく別のコメディアンが出てきていろんなことをしゃべってはウケてましたが、訛りと早口で英語が1%も分からず焦りました。映画やミュージカルと違ってしゃべりが全てなので、英語が分からないと完全に置いてけぼりになってしまいます。
っべー。まじっべーわ。
15分ぐらい取り残されていたらいよいよ真打ち、ジェリー・サインフェルドの登場。こっちはドラマやドラマ中のスタンダップコメディと同じような英語でさっきよりは随分マシに感じます。
ジョークが分かって笑えたのもあってヨカッタヨカッタ。
それでも英語が分かったのが4割ぐらいでそのうち面白いと感じたのは半分以下なので笑えたのは全体の1割ぐらいでしたが、英語的にも文化的にもこれが実力ってとこでしょう。覚悟はしてましたがニュースなんかとは比べ物にならない難しさです。
ロンドンカスタマイズっぽくレストランや天気の話題、ロイヤルウェディングの時に話題になったベアトリス王女の帽子などもネタにしつつ、サインフェルドらしく、ごく普通の日常生活で当たり前になっている事を観察して、よく考えたらそれ変じゃないの?というタイプのジョークが多かったです。
動画は昔の公演ですが、雰囲気やジョークのタイプはそっくりです。
周りの人は大爆笑の連続で、後引いて笑ってる人とフライング気味で笑う人が重なるんで、1時間半ぐらいずっと笑い声が聞こえてました。この辺、イギリス人はアメリカ人に近いんだろうなぁ。
よくアメリカのコメディで笑い声が入るのって、日本人からすると「何でにそんな笑ってるの?」と不思議に思いますが、これが本当にあれぐらい笑ってるもんだから驚きます。昔から憧れてたああいう場に居られたのがいい思い出になりました。
お笑いは高度な英語の聞き取り能力に加えてバックグラウンドも要求されるのでいろんな意味で難しいですが、せっかくロンドンに住んでるのだから次はイギリスもののスタンダップコメディにも挑戦してみよう。
収容人数2万人以上多目的アリーナ、O2で開催される上に一番安いチケットが100ポンドと、ミュージカルなら4回ぐらい行ける強気の価格設定。ミュージカルと違って出演は一人だし、舞台装置もゼロなんだけどなぁ。さすがコメディの神は違う。
サインフェルドは日本での知名度はイマイチですが、90年代のアメリカを代表するコメディで視聴率やギャラも日本でも人気の『フレンズ』を上回ってました。
準備として昔買ったDVDで、サインフェルドのスタンダップコメディの部分だけを何度も繰り返し見て、時に「ニューヨーク的過ぎる」とも言われるジョークの感覚と何よりも英語に慣れておきました。
いざO2アリーナに行くと周りの人がコメディ好きの陽気な感じな人ばかりに思えるのは錯覚か?10年以上前のTV番組の人だからか、10代の若者はほとんど来てませんが、20代以上の人は各年代の構成、男女比ともあまり偏りはありません。ただ、これだけの大人数が集まるロンドンのイベントで日本人らしき人を一人も見なかったのは初めてかも。
舞台はマイクと水が置いてあるだけで至ってシンプル。
臨場感が求められるタイプのショーでもないので、客はみんなジェリー・サインフェルド本人を見ることを主目的に高いお金を払っているのでしょう。
開演するとまず前座みたいな位置づけなのか、サインフェルドではなく別のコメディアンが出てきていろんなことをしゃべってはウケてましたが、訛りと早口で英語が1%も分からず焦りました。映画やミュージカルと違ってしゃべりが全てなので、英語が分からないと完全に置いてけぼりになってしまいます。
っべー。まじっべーわ。
15分ぐらい取り残されていたらいよいよ真打ち、ジェリー・サインフェルドの登場。こっちはドラマやドラマ中のスタンダップコメディと同じような英語でさっきよりは随分マシに感じます。
ジョークが分かって笑えたのもあってヨカッタヨカッタ。
それでも英語が分かったのが4割ぐらいでそのうち面白いと感じたのは半分以下なので笑えたのは全体の1割ぐらいでしたが、英語的にも文化的にもこれが実力ってとこでしょう。覚悟はしてましたがニュースなんかとは比べ物にならない難しさです。
ロンドンカスタマイズっぽくレストランや天気の話題、ロイヤルウェディングの時に話題になったベアトリス王女の帽子などもネタにしつつ、サインフェルドらしく、ごく普通の日常生活で当たり前になっている事を観察して、よく考えたらそれ変じゃないの?というタイプのジョークが多かったです。
動画は昔の公演ですが、雰囲気やジョークのタイプはそっくりです。
周りの人は大爆笑の連続で、後引いて笑ってる人とフライング気味で笑う人が重なるんで、1時間半ぐらいずっと笑い声が聞こえてました。この辺、イギリス人はアメリカ人に近いんだろうなぁ。
よくアメリカのコメディで笑い声が入るのって、日本人からすると「何でにそんな笑ってるの?」と不思議に思いますが、これが本当にあれぐらい笑ってるもんだから驚きます。昔から憧れてたああいう場に居られたのがいい思い出になりました。
お笑いは高度な英語の聞き取り能力に加えてバックグラウンドも要求されるのでいろんな意味で難しいですが、せっかくロンドンに住んでるのだから次はイギリスもののスタンダップコメディにも挑戦してみよう。
2011-06-03 23:59
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