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本物感満載の英語テキスト [英語]

こっちに来てから使い始めた英語のテキストの一周目が終わったので記念エントリー。

ネイティブが話したり書いたりする英語で、一つひとつの単語は簡単なのに文になると意味が分からないことが多く、その攻略には句動詞('give up'みたいなやつ)の理解が欠かせないと思います。
そこでこの本。

Practical Everyday English: A Self-study Method of Spoken English for Upper Intermediate and Advanced Students

Practical Everyday English: A Self-study Method of Spoken English for Upper Intermediate and Advanced Students

  • 作者: Steven Wayne Collins
  • 出版社/メーカー: Montserrat Publishing
  • 発売日: 2008/03/31
  • メディア: ペーパーバック


句動詞を中心にこれまで馴染みの無かった、しかし実際にはよく使われる表現が豊富に説明されています。

表紙がビッグベンのイラストであることから想像できるように、バリバリのイギリス英語。
前のページに書いてある表現が後のページの例文で使われていることも多く、配慮された構成になってます。
本の表紙にはなぜだか野田秀樹の推薦の言葉が書かれているのが面白い。

基本的な動詞が核になってるのに知らない表現がたくさん並んでて弱点を補強するのにうってつけ。
例えばこんな例文があります。

 I hope it's not putting you out, but would you mind putting me up for the night, as I've been turned out of my house?

使われてる単語は中学2年までで全部習いそうですけど、コンマで区切られた3つの節のうち一つも分からない!
説明を読んだらこんな意味だと理解できます。
「ご面倒でないと良いのですが、家を追い出されたので一晩泊めてもらえないでしょうか?」

この本を使い始めた当初、こんなの聞いたこと無いよ、ホントにこんな表現使うの?と少し訝ってましたが、その後この本で見た表現に何度も出くわすことがあったので、今やすっかり信頼を寄せてます。英語に限らず勉強用の教材は信頼がモチベーションにつながるのでこれ重要。

付属CDのスピードも本格的で、1分あたりに読まれる単語数を数えたらTOEICの1.5倍でした。とてつもなく早く感じますが、パブやエレベーターでイギリス人同士の会話が聞こえると実際にこれぐらいのスピードで話してるんで、これもまた本物っぽい。街中でよく感じる、あの「さっぱりワカラン!」という惨めさがおうちで体感できます。

作り物感が無いリアルイギリス英語を学べるこの本、すごく気に入ってます。
中学1年の英語の教科書からTOEICの問題集まで、人生の半分以上の期間にわたり数々の英語教材を手にしてきましたが、これが一番好きかも。

1度通しただけでまだ到底血肉になってはいませんので、何度も繰り返していつかこの本の表現を自在にサラッと言えるようにしてみたい。
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♪えりこ

久しぶりに訪問します。

私も4月に仕事復帰したら英語やらなきゃだなあ。。言ったっけ?私持ち株会社の財務・IR部に異動になってIRしてるんだよ。。全くの素人なのにどうしようって感じ。外人がよく取材に来るし。

年末年始は帰国するの?

by ♪えりこ (2010-11-30 00:18) 

akirac

>♪えりこさん

IRって言ってましたね。
英語は、僕と違って♪えりこさんみたいなタイプはすぐ上達するんじゃないかなぁと思います。

当面一時帰国できそうにないのですが、帰る時には連絡するので、お子さんたちに会わせてください。
by akirac (2010-11-30 08:46) 

♪えりこ

了解です☆
帰ってこられることを心待ちにしてます!
by ♪えりこ (2010-12-03 02:05) 

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