アップルのモバイル製品 [日記]
息の長そうなテクノロジー系は世間に広がりきる前からなるべく使っておこうと心がけています。そうでないとさらにその先に行く時に完全に置いていかれてしまう恐怖感があるからです。
ところが同年代5人で集まったら、僕以外の4人がみんなiPhoneかiPod touchを持っていて、取り残され感ったらなかった。
iPodとiTunesは5年半ぐらいから使ってますが、アプリケーションまで使うのとそうでないのとでは歴然とした差が感じられました。
日本で買う方が安いから次に帰国したときにでもと悠長に構えてましたが、こらマズイなぁ。欲しいアプリが少しずつ増えてきたのよね。
こうしてアップルの軍門に下るのか。
有料アプリもガンガン売れてるようで、売上の3割(だっけ?)が自動的にアップルに落ちるビジネスモデルはスゴイ。アップルはもはやハードウェアメーカーというのとは違うし、かといってソフトウェアで稼いでるというのともちょっと違う。胴元業とでも言うのか。
頑強に儲かる仕組みを作ったアップル恐るべし。
スティーブ・ジョブズは好きではありませんが、アップルの製品は素晴らしい。
一方ビル・ゲイツと孫正義は好きですが、マイクロソフトとソフトバンクの製品・サービスは嫌いです。
この違いは何なんだろう?
ところが同年代5人で集まったら、僕以外の4人がみんなiPhoneかiPod touchを持っていて、取り残され感ったらなかった。
iPodとiTunesは5年半ぐらいから使ってますが、アプリケーションまで使うのとそうでないのとでは歴然とした差が感じられました。
日本で買う方が安いから次に帰国したときにでもと悠長に構えてましたが、こらマズイなぁ。欲しいアプリが少しずつ増えてきたのよね。
こうしてアップルの軍門に下るのか。
有料アプリもガンガン売れてるようで、売上の3割(だっけ?)が自動的にアップルに落ちるビジネスモデルはスゴイ。アップルはもはやハードウェアメーカーというのとは違うし、かといってソフトウェアで稼いでるというのともちょっと違う。胴元業とでも言うのか。
頑強に儲かる仕組みを作ったアップル恐るべし。
スティーブ・ジョブズは好きではありませんが、アップルの製品は素晴らしい。
一方ビル・ゲイツと孫正義は好きですが、マイクロソフトとソフトバンクの製品・サービスは嫌いです。
この違いは何なんだろう?
年末年始のセール [日記]
ロンドンはクリスマス明けからセール期間に入ります。
クリスマス翌日のボクシングデーは別に殴り合いを演じる日ではなく、贈り物の箱(box)を開ける日ということ。
ボクシングデーのニュースでは、イギリスの買い物が最も賑わう日の一つとしてデパートの開店を待つ行列の様子を報じてました。2011年からの付加価値税の値上げ前の駆け込み消費もあって賑わったようです。最前列にいたっては前夜から並び、開店と同時にダッシュする光景は日本と変わりません。
僕は26日は昼ぐらいに出かけましたが、好みの店はほとんど年明けまでお休み。去年の経験から分かってましたが、僅かな営業店のセール品が無くなる前にと思って一応参加。ボクシングデーに店を開けないのって、書き入れ時の収益よりも店員の休みの方を優先してるわけですから、多くのロンドンの専門店の商売っ気の無さを感じます。
この時期はほんのちょびっとだけ買い物をして終了。
三が日も当然休んでる店のセールを僕が狙えるのは今年最初の週末の今日からです。
いつもの光景ながら、クロケット&ジョーンズは混んでてエドワード・グリーンは空いてます。
予め買う予定のものはなかったのですが、何だかんだでドシドシ買ってしまいました。最初のレジで「あ。財布忘れた。ちょっと取ってくるわ。」とサザエさん並みに愉快な様子で、いや実は慌てて家に戻るハプニングもありましたが、これは疲れてる証拠だろう、買い物でストレス発散だ、と自分を納得させて、想定外の買い物量に。
たくさん歩いたし、たくさん買ったと思いましたが、気が付けば買い物をしたのは全てジャーミンストリートの店でした。やっぱこの通りが一番馴染みます。
気に入ったのはヒルディッチ&キーの小物入れ。こんなものが半額になってました。
カフリンクスはちょっとしか持ってませんが、バラバラに収納してたのをまとめるのにうってつけ。シャツメーカーのケースにカフリンクスを入れるのは気持ちいいです。
ショッピングそのもの以外の今日の目的は、付加価値税上昇の影響がどれぐらい価格に反映されているか把握することにもありました。値段据え置きのところもあれば、税の上昇分プラス端数切り上げのところもあり、マチマチの様子。
今日の午後は天気も良く、12月の極端な寒さも和らいで快適でした。こんな日に何を買うか悩みながら好きな店をあちこち巡るのは何とも楽しい。
クリスマス翌日のボクシングデーは別に殴り合いを演じる日ではなく、贈り物の箱(box)を開ける日ということ。
ボクシングデーのニュースでは、イギリスの買い物が最も賑わう日の一つとしてデパートの開店を待つ行列の様子を報じてました。2011年からの付加価値税の値上げ前の駆け込み消費もあって賑わったようです。最前列にいたっては前夜から並び、開店と同時にダッシュする光景は日本と変わりません。
僕は26日は昼ぐらいに出かけましたが、好みの店はほとんど年明けまでお休み。去年の経験から分かってましたが、僅かな営業店のセール品が無くなる前にと思って一応参加。ボクシングデーに店を開けないのって、書き入れ時の収益よりも店員の休みの方を優先してるわけですから、多くのロンドンの専門店の商売っ気の無さを感じます。
この時期はほんのちょびっとだけ買い物をして終了。
三が日も当然休んでる店のセールを僕が狙えるのは今年最初の週末の今日からです。
いつもの光景ながら、クロケット&ジョーンズは混んでてエドワード・グリーンは空いてます。
予め買う予定のものはなかったのですが、何だかんだでドシドシ買ってしまいました。最初のレジで「あ。財布忘れた。ちょっと取ってくるわ。」とサザエさん並みに愉快な様子で、いや実は慌てて家に戻るハプニングもありましたが、これは疲れてる証拠だろう、買い物でストレス発散だ、と自分を納得させて、想定外の買い物量に。
たくさん歩いたし、たくさん買ったと思いましたが、気が付けば買い物をしたのは全てジャーミンストリートの店でした。やっぱこの通りが一番馴染みます。
気に入ったのはヒルディッチ&キーの小物入れ。こんなものが半額になってました。
カフリンクスはちょっとしか持ってませんが、バラバラに収納してたのをまとめるのにうってつけ。シャツメーカーのケースにカフリンクスを入れるのは気持ちいいです。
ショッピングそのもの以外の今日の目的は、付加価値税上昇の影響がどれぐらい価格に反映されているか把握することにもありました。値段据え置きのところもあれば、税の上昇分プラス端数切り上げのところもあり、マチマチの様子。
今日の午後は天気も良く、12月の極端な寒さも和らいで快適でした。こんな日に何を買うか悩みながら好きな店をあちこち巡るのは何とも楽しい。
ロンドン2年目の年末 [日記]
2010年も今日でおしまい。今後、今年ほど慌ただしい年が現れるのか。
平日は仕事と自炊をこなすのに精一杯の毎日でした。風邪に苦しみつつ夜中2時、3時から夕飯作る日が続いた時は死ぬかと思いましたが、それなりに元気ですので今後これよりも楽なら怖がらずにすみます。
休日は街を散策したり旅行をしたりとこれまでの出不精は何だったのかというぐらい外に出かけることができました。平日の忙しさを休日の刺激でバランスを取るコツが身に付いたのは今年の収穫です。
そうして外に出て得られたものは満足のいくもので、見たかった絵画をたくさん見られたのが何と言っても大きい。ヨーロッパの主要な美術館にいくつも行けたし、ロンドンは小さなところも回れ、立地の良さを十分活用できた充実感があります。
また買い物も、長く大切に使っていけそうなものを慎重に選んで大胆に買え、これまたこれまでで最も充実した年になりました。
一方で改善すべきは読書時間の確保ですね。これまでの5分の1ぐらいに激減したと思うので、来年は仕事の効率化を図るなどして平日早く帰宅するよう心がけ、もっと本を読むようにしたいです。目標は今年の3倍。
他に反省すべきはブログの更新頻度か。濃いネタほど書くのに時間がかかりそうで億劫になってしまいあまり書かなかったので、あとから2010年を振り返るにはいかにも貧弱です。
あっ、あと匍匐前進でマラソンコースを進んでるかのような上達具合の英語ももっとやんなきゃ。
今年はたくさんの知り合いがロンドンに遊びに来てくれました。 「朋有り、遠方より来たる。亦た楽しからずや。」 久しぶりに会う人と昔話に花を咲かせつつロンドンについて知ってることをひけらかす(笑)のは楽しいし、観光案内もそれなりに慣れてきたので、他の方にも是非来てもらいたいと思ってます。
そんなわけで1年終了。2011年はどんな年か。
来年末、惜しむような年越しエントリーを書けるような年にしていきたい。
平日は仕事と自炊をこなすのに精一杯の毎日でした。風邪に苦しみつつ夜中2時、3時から夕飯作る日が続いた時は死ぬかと思いましたが、それなりに元気ですので今後これよりも楽なら怖がらずにすみます。
休日は街を散策したり旅行をしたりとこれまでの出不精は何だったのかというぐらい外に出かけることができました。平日の忙しさを休日の刺激でバランスを取るコツが身に付いたのは今年の収穫です。
そうして外に出て得られたものは満足のいくもので、見たかった絵画をたくさん見られたのが何と言っても大きい。ヨーロッパの主要な美術館にいくつも行けたし、ロンドンは小さなところも回れ、立地の良さを十分活用できた充実感があります。
また買い物も、長く大切に使っていけそうなものを慎重に選んで大胆に買え、これまたこれまでで最も充実した年になりました。
一方で改善すべきは読書時間の確保ですね。これまでの5分の1ぐらいに激減したと思うので、来年は仕事の効率化を図るなどして平日早く帰宅するよう心がけ、もっと本を読むようにしたいです。目標は今年の3倍。
他に反省すべきはブログの更新頻度か。濃いネタほど書くのに時間がかかりそうで億劫になってしまいあまり書かなかったので、あとから2010年を振り返るにはいかにも貧弱です。
あっ、あと匍匐前進でマラソンコースを進んでるかのような上達具合の英語ももっとやんなきゃ。
今年はたくさんの知り合いがロンドンに遊びに来てくれました。 「朋有り、遠方より来たる。亦た楽しからずや。」 久しぶりに会う人と昔話に花を咲かせつつロンドンについて知ってることをひけらかす(笑)のは楽しいし、観光案内もそれなりに慣れてきたので、他の方にも是非来てもらいたいと思ってます。
そんなわけで1年終了。2011年はどんな年か。
来年末、惜しむような年越しエントリーを書けるような年にしていきたい。
完全休日 [日記]
待ちに待った4連休が始まりました。
今日から万全の状態で本格的に休むのに備え、昨晩ゆっくり休みました(笑)。
イギリスは12月25日はお店も交通機関も完全に休んでしまいます。
昨年は初めてで戸惑いましたが、慣れた今年は、年に一度ぐらいこんな日があってもいいだろうと思えるようになりました。あらかじめ食事の確保さえしておけば、「出かけないともったいない」、とか「みんな活動してるのに自分だけ」、等とは全く思わずにのんびりできます。
洗濯をして、食事を作り、大掃除のあとはテレビを見て、昼寝をして本を読み終えたらDVDを見て、アイロンをかけて靴を磨く。
外に出ることによるリフレッシュとはまた違う、身も心もお休みの一日。
慌ただしい一年でしたので、こんな日を設けると数々のできごとを思い出すことができて、帰って充実感を味わえるように感じます。
明日は天気も良いようなので出かけてみよう。
今日から万全の状態で本格的に休むのに備え、昨晩ゆっくり休みました(笑)。
イギリスは12月25日はお店も交通機関も完全に休んでしまいます。
昨年は初めてで戸惑いましたが、慣れた今年は、年に一度ぐらいこんな日があってもいいだろうと思えるようになりました。あらかじめ食事の確保さえしておけば、「出かけないともったいない」、とか「みんな活動してるのに自分だけ」、等とは全く思わずにのんびりできます。
洗濯をして、食事を作り、大掃除のあとはテレビを見て、昼寝をして本を読み終えたらDVDを見て、アイロンをかけて靴を磨く。
外に出ることによるリフレッシュとはまた違う、身も心もお休みの一日。
慌ただしい一年でしたので、こんな日を設けると数々のできごとを思い出すことができて、帰って充実感を味わえるように感じます。
明日は天気も良いようなので出かけてみよう。
屋内施設観光 [日記]
冬のロンドンは暗く寒く外に出たくないのに加えて観光客の数も少なくなるので、この時期に屋内施設周りををしておく心づもりでいます。そんなわけでまだ行けてなかったロンドン名所二つに最近観光客気分で行ってみました。
まずはミュージカル。
僕にとってミュージカルなんざぁ、「(笑)」が付くぐらい冷ややかな関心しかなかったのですが、これを楽しみにロンドンに来る人もいるぐらいで、最近旅行に来た友人もエラく感動して帰っていったので、ものは試しにと「マンマ・ミーア」に行ってみました。
ら!これが!
期待よりもずっと良かった。単純なストーリーの合間に歌って踊ってというだけなんですけど、舞台ならではの一体感が気持ちいい。「面白い」というより「楽しい」んですね。ミュージカルはウェストエンドでいくらでもやってるし、チケットもすぐ手に入るので、近いうちにまた行ってるつもりです。
次はマダム・タッソー。
これ、有名ですけどキワモノっぽくないですか?世界的には人気でも、観光の目が肥えた日本人の感想はあまり聞きませんし。僕も興味なかったし25ポンドという値段にも腰が引けてずっと後回しになってました。ですが、これもこの冬のイベント予定に入れていたので、計画通り決行。
人形はたしかに良く出来てますが、まぁだからどうということもなく・・・。一人で行きましたが、一人だと「有名人とのツーショット」ってド定番が大変なので誰かと一緒に行くべきだったと確信。
メインの蝋人形はそんなわけで特筆すべきものも感じませんでしたが、人形そのもの以外のアトラクションがロンドンっぽさを過剰に演出してて意外にも楽しかったです。ロンドンの黒タクに模したカートみたいなのに乗ってロンドンの歴史を辿る、ディズニーランド的なアトラクションはよくできてたし、期待感ゼロだった短い3Dムービーは下らなさを突き抜けた面白さがありました。
バッキンガム宮殿の前にスパイダーマンとキャプテン・アメリカが並び立っているとビッグベンが爆発。飛び出した二階建てバスを食い止めるアイアンマンと、黒タクから這い出るウルヴァリン。どうだこの設定!「MARVEL VS. CAPCOM」やりたくなったよ。これ見よがしな3Dの他にも、映像に合わせて水しぶきがかかったりシートの背もたれが突き出たりと、何かと飽きさせない仕掛けが盛りだくさんでした。
マダム・タッソーって全体的にアメリカンな、ある種露骨なまでに商業主義的で、歴史の積み重ねに頼りがちな他のイギリスのエンターテイメントとは一線を画してます。イギリスがこういうのに手を出すと失敗しがちなところ、ここはアメリカ発の成功事例のようなレベルと人気だと思います。一回行けば良いかなという気もしますが、一度見ておく分には損はありません。
観光施設の豊富なロンドンはもう少しマイナーでも面白そうなところがいくつか残ってるのでこの冬の制覇を目指します。
まずはミュージカル。
僕にとってミュージカルなんざぁ、「(笑)」が付くぐらい冷ややかな関心しかなかったのですが、これを楽しみにロンドンに来る人もいるぐらいで、最近旅行に来た友人もエラく感動して帰っていったので、ものは試しにと「マンマ・ミーア」に行ってみました。
ら!これが!
期待よりもずっと良かった。単純なストーリーの合間に歌って踊ってというだけなんですけど、舞台ならではの一体感が気持ちいい。「面白い」というより「楽しい」んですね。ミュージカルはウェストエンドでいくらでもやってるし、チケットもすぐ手に入るので、近いうちにまた行ってるつもりです。
次はマダム・タッソー。
これ、有名ですけどキワモノっぽくないですか?世界的には人気でも、観光の目が肥えた日本人の感想はあまり聞きませんし。僕も興味なかったし25ポンドという値段にも腰が引けてずっと後回しになってました。ですが、これもこの冬のイベント予定に入れていたので、計画通り決行。
人形はたしかに良く出来てますが、まぁだからどうということもなく・・・。一人で行きましたが、一人だと「有名人とのツーショット」ってド定番が大変なので誰かと一緒に行くべきだったと確信。
メインの蝋人形はそんなわけで特筆すべきものも感じませんでしたが、人形そのもの以外のアトラクションがロンドンっぽさを過剰に演出してて意外にも楽しかったです。ロンドンの黒タクに模したカートみたいなのに乗ってロンドンの歴史を辿る、ディズニーランド的なアトラクションはよくできてたし、期待感ゼロだった短い3Dムービーは下らなさを突き抜けた面白さがありました。
バッキンガム宮殿の前にスパイダーマンとキャプテン・アメリカが並び立っているとビッグベンが爆発。飛び出した二階建てバスを食い止めるアイアンマンと、黒タクから這い出るウルヴァリン。どうだこの設定!「MARVEL VS. CAPCOM」やりたくなったよ。これ見よがしな3Dの他にも、映像に合わせて水しぶきがかかったりシートの背もたれが突き出たりと、何かと飽きさせない仕掛けが盛りだくさんでした。
マダム・タッソーって全体的にアメリカンな、ある種露骨なまでに商業主義的で、歴史の積み重ねに頼りがちな他のイギリスのエンターテイメントとは一線を画してます。イギリスがこういうのに手を出すと失敗しがちなところ、ここはアメリカ発の成功事例のようなレベルと人気だと思います。一回行けば良いかなという気もしますが、一度見ておく分には損はありません。
観光施設の豊富なロンドンはもう少しマイナーでも面白そうなところがいくつか残ってるのでこの冬の制覇を目指します。
大学授業料値上げ反対デモ [日記]
政権を取ってから半年余りで矢継ぎ早に財政再建案を推し進めるキャメロン内閣。VAT(日本の消費税みたいな税金)が来年17.5%→20.0%に上がるのはイギリス在住者として嬉しいことではありませんが、公務員50万人削減など公的部門の犠牲も相当なもので、大枠としては国民の支持もまずまずのようです。
個人的には特に、破裂間際の風船が膨らむ一方で縮ませる気配すら見せない日本の状況と比べるにつけ、成熟した民主主義とリーダーシップに憧れてしまいます。海外生活初心者にありがちな「だから日本はダメなんだ。」という姿勢は嫌いですが、財政再建の実行力だけは比べるべくもありません。
ただそうは言っても痛みを伴う改革なので各論では反対もあり、とりわけの大学の授業料値上げに対する学生のデモが一番の規模でした。学生と警官の小競り合いが多発しており、採決の行われる今日が大詰め。5万人もの学生や教師、さらには親までが全国から集結しての大暴動に発展しました。
僕は所用があって今日昼にロンドン中心部を通るバスに乗ったところ、ビッグベンの随分手前から迂回ルートを通って変なところで降りるハメになってしまいました。土地勘がある場所で助かりましたが、観光客だったら大変だったでしょう。
ニュースのライブ映像も見たことない数の人を映してましたし、それを撮るヘリコプターも昼夜を問わずずっと飛んでました。
先月デモが起こり始めた頃は、入学年度が数年違うだけで授業料が跳ね上がって大変だなぁぐらいに考えてましたが、よくよく制度を見ると誰もが急に高い授業料を払うことになるのではなく、支払い期間は長いし、貧しい人に向けた奨学金の拡大も法案に含まれていて、とても現実的な内容です。
また、デモは変な格好で奇声を発するだけだったり暴力をふるったりする輩が多数いて、かなり見苦しいものがありました。
今ではデモを行う学生にまったく同情はありません。
下院では僅差ながら無事可決されたようで良かった。
これ以上多数を巻き込む猛反発が起こるとは思えませんので、財政再建は数年でうまく行くでしょう。景気を冷やさずうまく事が運ぶことを願ってます。
個人的には特に、破裂間際の風船が膨らむ一方で縮ませる気配すら見せない日本の状況と比べるにつけ、成熟した民主主義とリーダーシップに憧れてしまいます。海外生活初心者にありがちな「だから日本はダメなんだ。」という姿勢は嫌いですが、財政再建の実行力だけは比べるべくもありません。
ただそうは言っても痛みを伴う改革なので各論では反対もあり、とりわけの大学の授業料値上げに対する学生のデモが一番の規模でした。学生と警官の小競り合いが多発しており、採決の行われる今日が大詰め。5万人もの学生や教師、さらには親までが全国から集結しての大暴動に発展しました。
僕は所用があって今日昼にロンドン中心部を通るバスに乗ったところ、ビッグベンの随分手前から迂回ルートを通って変なところで降りるハメになってしまいました。土地勘がある場所で助かりましたが、観光客だったら大変だったでしょう。
ニュースのライブ映像も見たことない数の人を映してましたし、それを撮るヘリコプターも昼夜を問わずずっと飛んでました。
先月デモが起こり始めた頃は、入学年度が数年違うだけで授業料が跳ね上がって大変だなぁぐらいに考えてましたが、よくよく制度を見ると誰もが急に高い授業料を払うことになるのではなく、支払い期間は長いし、貧しい人に向けた奨学金の拡大も法案に含まれていて、とても現実的な内容です。
また、デモは変な格好で奇声を発するだけだったり暴力をふるったりする輩が多数いて、かなり見苦しいものがありました。
今ではデモを行う学生にまったく同情はありません。
下院では僅差ながら無事可決されたようで良かった。
これ以上多数を巻き込む猛反発が起こるとは思えませんので、財政再建は数年でうまく行くでしょう。景気を冷やさずうまく事が運ぶことを願ってます。
ライムライト [日記]
ロンドンの水は硬水で、水がかかるところには石灰が固まってライムスケールという厄介な水垢がこびり付いてしまいます。
電気ポットなら酢を入れて、とかいろんなノウハウがあるのですが、風呂・台所掃除用として知り合いに勧められた「ライムライト(Lime Lite)」という柑橘系ジュースのような名前の薬品を使ったらアラびっくり。スプレーして拭きとったら跡形もなく綺麗になりました。
これはスゴイっつーか、匂いも強いしこんなに強力なのブツが人間に良いわきゃないとやや恐ろしくもなったり。
これまでライムスケール「も」落ちる、がメインは汚れ落とし、という洗剤を使って掃除してましたが、やっぱり定評のある専用品の威力は圧倒的でした。
ライムスケール、恐るに足らず。こまめに掃除しなくてもいいやと気が楽になります。
電気ポットなら酢を入れて、とかいろんなノウハウがあるのですが、風呂・台所掃除用として知り合いに勧められた「ライムライト(Lime Lite)」という柑橘系ジュースのような名前の薬品を使ったらアラびっくり。スプレーして拭きとったら跡形もなく綺麗になりました。
これはスゴイっつーか、匂いも強いしこんなに強力なのブツが人間に良いわきゃないとやや恐ろしくもなったり。
これまでライムスケール「も」落ちる、がメインは汚れ落とし、という洗剤を使って掃除してましたが、やっぱり定評のある専用品の威力は圧倒的でした。
ライムスケール、恐るに足らず。こまめに掃除しなくてもいいやと気が楽になります。
パリ再び [日記]
昨日までの3日間でパリ旅行に行きました。
残念ながら3日とも雨に祟られましたが、2回目の旅行で寒い時期なので街歩きをメインの目的にしていなかったのは幸いです。
ヨーロッパでまだ行ってない街はたくさんありますが、パリは美術館、食事、買い物、という旅行における3つの主要な楽しみでどれも大きな強みがあるので、2度行ったぐらいでは他の旅行先候補と比べてもまだまだ上位に来ます。
最大の目的であったルーブル美術館は5~6時間歩き回り、絵に圧倒されたこともあって他のどの旅行地を強行軍で歩いた時よりもヘトヘトになりましたが、何とか心残りなく見ることができました。
旅行向きの季節ではないし、つい先日までパリはストやデモのニュースが流れていて旅行者が減っていたのか、空いていて好都合でした。「モナ・リザ」でさえ楽に最前列に行けましたが、あの絵は一番前で見ても絵との距離がありますね。サイズが小さめなので近づいて詳細を見たくても叶わず、かつ写真を撮ることだけを目的にした輩がガヤガヤしていて感動は無かったなぁ。
もう一つのビッグネーム「ミロのヴィーナス」も芸術品というより、有名な観光スポット、という印象。もっとも、それらに注目が集まるがゆえに、他にゴロゴロしてる歴史上の傑作を半ば独占するように楽しめたのは何よりです。
美術館は他にオランジュリーとマイヨールに行きました。
オランジュリーは有名なモネの睡蓮よりも、もともと好きなルノワールの作品が特に楽しかった。
マイヨール美術館は当初行く予定にしてなかったのですが、期間限定でメディチ家展を開催しているとの広告を街中でよく見かけたので急遽行くことにしたのでした。開館時間の少し前に行くと初老のフランス人ばかりが列を為していて、他のメジャー美術館との客層の違いを感じました。こぢんまりしてましたが内容はかなり濃く、今年いろいろ行った海外美術館のトリを飾る、想い出深いオマケになりました。
食事はちょっとしたものにパリの底力が感じられ、外れが多いロンドン在住者(調べれば美味しい店もたくさんあると強調しておきます)として羨ましい。朝食にとホテル近くのパン屋で買ったパンの何と美味しかったことか。
まぁ昼晩はひたすらフレンチを食べ続けたので、しばらくはいいかもw。すごく美味しいんだけどね。
食べたくなったら週末またちょっとユーロスターで行きゃぁいい。(←なんて贅沢!)
買い物は計画通り欲しかったものが手に入りました。気が向いたらブログで紹介します。
次またフランスに行くとしたら別の街にも惹かれますが、やっぱりパリは魅力的なのよね。
残念ながら3日とも雨に祟られましたが、2回目の旅行で寒い時期なので街歩きをメインの目的にしていなかったのは幸いです。
ヨーロッパでまだ行ってない街はたくさんありますが、パリは美術館、食事、買い物、という旅行における3つの主要な楽しみでどれも大きな強みがあるので、2度行ったぐらいでは他の旅行先候補と比べてもまだまだ上位に来ます。
最大の目的であったルーブル美術館は5~6時間歩き回り、絵に圧倒されたこともあって他のどの旅行地を強行軍で歩いた時よりもヘトヘトになりましたが、何とか心残りなく見ることができました。
旅行向きの季節ではないし、つい先日までパリはストやデモのニュースが流れていて旅行者が減っていたのか、空いていて好都合でした。「モナ・リザ」でさえ楽に最前列に行けましたが、あの絵は一番前で見ても絵との距離がありますね。サイズが小さめなので近づいて詳細を見たくても叶わず、かつ写真を撮ることだけを目的にした輩がガヤガヤしていて感動は無かったなぁ。
もう一つのビッグネーム「ミロのヴィーナス」も芸術品というより、有名な観光スポット、という印象。もっとも、それらに注目が集まるがゆえに、他にゴロゴロしてる歴史上の傑作を半ば独占するように楽しめたのは何よりです。
美術館は他にオランジュリーとマイヨールに行きました。
オランジュリーは有名なモネの睡蓮よりも、もともと好きなルノワールの作品が特に楽しかった。
マイヨール美術館は当初行く予定にしてなかったのですが、期間限定でメディチ家展を開催しているとの広告を街中でよく見かけたので急遽行くことにしたのでした。開館時間の少し前に行くと初老のフランス人ばかりが列を為していて、他のメジャー美術館との客層の違いを感じました。こぢんまりしてましたが内容はかなり濃く、今年いろいろ行った海外美術館のトリを飾る、想い出深いオマケになりました。
食事はちょっとしたものにパリの底力が感じられ、外れが多いロンドン在住者(調べれば美味しい店もたくさんあると強調しておきます)として羨ましい。朝食にとホテル近くのパン屋で買ったパンの何と美味しかったことか。
まぁ昼晩はひたすらフレンチを食べ続けたので、しばらくはいいかもw。すごく美味しいんだけどね。
食べたくなったら週末またちょっとユーロスターで行きゃぁいい。(←なんて贅沢!)
買い物は計画通り欲しかったものが手に入りました。気が向いたらブログで紹介します。
次またフランスに行くとしたら別の街にも惹かれますが、やっぱりパリは魅力的なのよね。
今更ながら市内観光 [日記]
昨日は少し早めに寝ることができたので今朝は午前中から活動できる時間に起きました。休日に朝食を食べるのは久しぶり。天気も良かったので朝から観光気分で街に出てみることにしました。
まずは、週末は土曜の午前中しか開いておらずこれまで行けてなかった家の近くの図書館へ行ってみました。こぢんまりしてますが、旅行ガイドブックが充実してます。新しいミシュランもあったりして今後旅行に行く際に活用できそうということが判明。
お次はバスでストランドへ。初めてトワイニングの本店に入りました。ここの紅茶はスーパーで安く売られてますが、本店では期間限定のブレンドのや、緑茶(高い!)やウーロン茶も売られてました。
トワイニングの向かいにそびえる荘厳な王立裁判所の横を抜けるとLSE。ノーベル経済学賞受賞者を多数輩出したこの大学は、イギリスの名門の中でも、遺跡のようなオックスフォード、静謐なケンブリッジとは異なり、ロンドンらしく古さと新しさがうまく融合している雰囲気です。入り口だけは入れた図書館の中を覗くとモダンな内装に膨大な量の本が収められている様子が伺え、土曜日の午前中にも関わらず多くの学生が勉強してました。
続いては10分程歩いてコベントガーデンへ。いつものように人を集めてる大道芸人を横目に向かった先は最近できたアップルストア。オックスフォードサーカスに次いでロンドン2店舗目のここは世界最大級のアップルストアです。
新しいiPodと出たばかりのMacBook Airを見ました。どっちも完成度高ぇ~。アップルは今世界で最も勢いがある企業でしょう。こんな場所にこれだけ大きな店を構えられるのもこれら少数精鋭の商品郡に支えられてのこと。iPodは日本の方が安いので次回帰国したら買おうかな。iPhoneよりも薄くて好きです。PCもマックへの移行に心が揺れるなぁ。
アップルストアを後にして交通博物館に入ろうとすると、家族連れが長蛇の列を作ってたので入館は諦め、本来の目的であったショップのみに入ることにしました。ロンドンは地下鉄もバスもそれ自体が有名なので、それらをモチーフにした小物はロンドン土産に最適です。日本でも売ってる紅茶なんかよりよほどお勧め。
自分用に前から欲しかった、地下鉄路線図が描かれた定期券入れと、地下鉄のシンボルカラーの軸に路線がプリントされたボールペン(緑色のDistrict線と 黄色のCircle線の2本)を買いました。
お次はロンドン最大の本屋、フォイルズ。W H SmithやWaterstonesといったチェーン展開している大型書店とは異なり、チャリングクロスの本店しか店舗がありません。こだわりのある老舗本屋で、品揃えも迷路のようなフロア構造も独特の趣があります。探してた本の中身を確認したり、美術の本のチェックしたりしました。
中華街で昼食を取ったあとはナショナルギャラリーへ。もう何度目だろうか。今日は二種類の「予習」のために来ました。どちらも近いうちにまた書きます。
日本食材店とスーパーで買い物し、帰宅。
本当に観光客のような一日になりました。
ロンドンは奥が深いので1年以上住んでもまだまだ新鮮な気持ちで開拓する余地が残ってます。
まずは、週末は土曜の午前中しか開いておらずこれまで行けてなかった家の近くの図書館へ行ってみました。こぢんまりしてますが、旅行ガイドブックが充実してます。新しいミシュランもあったりして今後旅行に行く際に活用できそうということが判明。
お次はバスでストランドへ。初めてトワイニングの本店に入りました。ここの紅茶はスーパーで安く売られてますが、本店では期間限定のブレンドのや、緑茶(高い!)やウーロン茶も売られてました。
トワイニングの向かいにそびえる荘厳な王立裁判所の横を抜けるとLSE。ノーベル経済学賞受賞者を多数輩出したこの大学は、イギリスの名門の中でも、遺跡のようなオックスフォード、静謐なケンブリッジとは異なり、ロンドンらしく古さと新しさがうまく融合している雰囲気です。入り口だけは入れた図書館の中を覗くとモダンな内装に膨大な量の本が収められている様子が伺え、土曜日の午前中にも関わらず多くの学生が勉強してました。
続いては10分程歩いてコベントガーデンへ。いつものように人を集めてる大道芸人を横目に向かった先は最近できたアップルストア。オックスフォードサーカスに次いでロンドン2店舗目のここは世界最大級のアップルストアです。
新しいiPodと出たばかりのMacBook Airを見ました。どっちも完成度高ぇ~。アップルは今世界で最も勢いがある企業でしょう。こんな場所にこれだけ大きな店を構えられるのもこれら少数精鋭の商品郡に支えられてのこと。iPodは日本の方が安いので次回帰国したら買おうかな。iPhoneよりも薄くて好きです。PCもマックへの移行に心が揺れるなぁ。
アップルストアを後にして交通博物館に入ろうとすると、家族連れが長蛇の列を作ってたので入館は諦め、本来の目的であったショップのみに入ることにしました。ロンドンは地下鉄もバスもそれ自体が有名なので、それらをモチーフにした小物はロンドン土産に最適です。日本でも売ってる紅茶なんかよりよほどお勧め。
自分用に前から欲しかった、地下鉄路線図が描かれた定期券入れと、地下鉄のシンボルカラーの軸に路線がプリントされたボールペン(緑色のDistrict線と 黄色のCircle線の2本)を買いました。
お次はロンドン最大の本屋、フォイルズ。W H SmithやWaterstonesといったチェーン展開している大型書店とは異なり、チャリングクロスの本店しか店舗がありません。こだわりのある老舗本屋で、品揃えも迷路のようなフロア構造も独特の趣があります。探してた本の中身を確認したり、美術の本のチェックしたりしました。
中華街で昼食を取ったあとはナショナルギャラリーへ。もう何度目だろうか。今日は二種類の「予習」のために来ました。どちらも近いうちにまた書きます。
日本食材店とスーパーで買い物し、帰宅。
本当に観光客のような一日になりました。
ロンドンは奥が深いので1年以上住んでもまだまだ新鮮な気持ちで開拓する余地が残ってます。
スカッシュ [日記]
昨日ひょんなことから初めてスカッシュにチャレンジすることになりました。
部屋の中で壁に向かってボールを打つ、なんとなくのイメージしか無かったけど、聞いてみると結構単純。二人交互にボールを打っていき、自分の番の時にボールを2回バウンドさせてはいけないというのが基本ルールです。
ラケットは思いの他軽く、テニスよりはバドミントンに近い。小さいボールはあまり跳ねないんですね。最初テニスボールぐらいのバウンドを期待して空振りってのが多かったです。
それにしても疲れるのなんのって。しょっちゅう方向が変わるボールを始終追いかけて走りまわらなきゃいけないし、スイングも全力で振らないと上手くバウンドしないんで。スカッシュってこんなにハードなスポーツだったとは。
ロンドンに来てからまともに運動したのが初めてでこれは辛かった。
おかげで今日は筋肉痛がひどい。
運動不足を実感してるけど、解消するにはもうちょっとゆるいスポーツじゃなきゃ。
部屋の中で壁に向かってボールを打つ、なんとなくのイメージしか無かったけど、聞いてみると結構単純。二人交互にボールを打っていき、自分の番の時にボールを2回バウンドさせてはいけないというのが基本ルールです。
ラケットは思いの他軽く、テニスよりはバドミントンに近い。小さいボールはあまり跳ねないんですね。最初テニスボールぐらいのバウンドを期待して空振りってのが多かったです。
それにしても疲れるのなんのって。しょっちゅう方向が変わるボールを始終追いかけて走りまわらなきゃいけないし、スイングも全力で振らないと上手くバウンドしないんで。スカッシュってこんなにハードなスポーツだったとは。
ロンドンに来てからまともに運動したのが初めてでこれは辛かった。
おかげで今日は筋肉痛がひどい。
運動不足を実感してるけど、解消するにはもうちょっとゆるいスポーツじゃなきゃ。